
カボチャの種は、日本人にはあまり知られていませんが、長寿と健康を叶える栄養の宝庫です。普段のお菓子やおつまみをカボチャの種に変えるだけで、身体に大きな変化が現れます。では、カボチャの種を食生活に取り入れる6つの利点について見てみましょう。
1.良性脂肪(オメガ)が満載
以前、このブログで説明した通り、オメガ脂肪酸は心身の健康のために不可欠です。28グラムのカボチャの種には、6グラムのオメガ6系脂肪酸を含む、13グラムの脂質が含まれています。カボチャの種は、鉄分、ビタミンK、亜鉛、リン、マンガン、マグネシウム、ミネラル成分に含まれる銅を含むなど、驚くほど豊富な栄養食品なのです。
2.植物性タンパク質の源
カボチャの種は、植物性タンパク質を食生活に取り入れる素晴らしい方法です。28グラムのカボチャの種には7グラムのタンパク質が含まれています。植物性タンパク質を取り入れるもう一つの方法に、私たちが開発したプロテインパウダーを取り入れる方法があります。
こちらもぜひ試してみてくださいね。
3.発がんの可能性を抑える抗酸化作用
抗酸化物質は、身体を炎症や慢性疾患から守る効果があります。抗酸化物質の適切な摂取は健康に大きな変化をもたらします。ドイツがん研究所による、3000人の女性を対象とした研究では、カボチャの種の摂取が閉経後の女性の、乳がんリスクの低下に関連していると示しました。
4.睡眠の改善
カボチャの種に含まれるマグネシウムは、推奨される1日の摂取量の37%におよびます。マグネシウムは気分を改善することで知られています。
つまり、カボチャの種は、身体をリラックスさせ、質の高い睡眠に導く働きが期待できます。
5.前立腺に対する働き
複数の研究で、カボチャの種を定期的に食べると、前立腺肥大症の症状が緩和されるなど、過活動膀胱に効果があることが示されています。
6.血糖値と血圧の改善
2型糖尿病の人を対象に実施された研究では、カボチャの種が血糖値を低下させることが示されました。125,000人を対象とした追加の研究では、マグネシウムを多く含む食事により、糖尿病のリスクが33%低くなることが示されています。
国立衛生研究所はまた、カボチャの種が閉経後の女性の血圧を7%低下させ、良性コレステロール値を16%上昇させることを示す研究を発表しました。血糖値と血圧は両方とも心臓病と大きく関係しており、制御下に保つことが重要です。カボチャの種は美味しいだけでなく、身体の健康を保つのに大きな効果が期待できます。食べ方も、スムージーに加えたり、スナックとして楽しむなど、様々な方法があります。
ぜひカボチャの種を試してみてはいかがでしょうか?